ひの里について、その2

2024.06.18

前回、ひの里の概要について記載しましたが、今回はもう少し掘り下げてひの里とは一体何なのか?をご説明いたします。

  • 【ひの里の役割】

当社は「農業法人」ではありません。「地域を未来に繋ぐ」会社です。
当社が経営している場所は、秋田県の南部、にかほ市にある「釜ヶ台地域」という場所です。
この釜ヶ台地域は「釜ヶ台」「冬師」「上坂」「下坂」の4つの集落で構成され、霊峰鳥海山をシンボルに市街地から近くも遠くもなく、豊かな自然や様々な伝統文化が残っており、高品質な農作物が採れるなど、素晴らしい地域資源にあふれています。

一方で人口減を初めとした様々な課題を抱えているのも事実です。
当社はこの課題に対して地域の皆様と同じ目線で課題共有し、新たな解決策を提案、実行していく事が最大の役割であると捉えています。

  • 【ひの里の事業イメージ】

ひの里のロゴマークは6つの異なる「ひ」から成り立っていると前回ご説明致しました。それらがこの地域とどの様に結びつくのか?将来的にどの様な展開になるのかをイメージしたものが下の図です。

この4集落を1つの大きな木だとすると、この木が育つ為に太陽の陽(農業)が必要です。

木は1日では大きくなりません。日(雇用)1日の積み重ねが必要です。

そうして育った木はやがて花を咲かせ私たちの暮らしを照らします(イベント)。

花が咲いていると観光客が来ます(非日常)。

それらを繰り返し大きく育った枝や幹は薪(知識)となり火(テクノロジー)を起こします。

木は花を咲かせたら実をつけ種をつくります。この種は未来への灯火(繋ぐ)です。

このような形で地域を循環させて行きたいと考えております。

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